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2017年06月23日
【飯塚市】厳島神社 獅子舞の歴史
厳島神社の獅子舞は、一七〇〇年代から始まり、田植えが終わった梅雨の季節に行われます。これは稲の豊作を祈り、梅雨に入り伝染病、食中毒等の病魔を退散する事、そして何より各家々の繁栄を祈る事が目的とされています。
当日は先ず、宮司が各家を回り家々を祓い清め、その後から獅子頭に厳島神社の御分霊を遷した獅子が家々を舞い、各家では玄関を始め家の雨戸を開け獅子が舞い奏でる時の獅子の風を家に入れ込み、梅雨のうっとうしさを吹き祓い、清々しい神の風を家中に取り込みます。この獅子舞は、約三〇〇年の間絶えることなく続けられています。